一日一冊(KILL)

読んだ本の備忘録、他

2021-01-01から1年間の記事一覧

ヘンリー・ブライトン『人工知能グラフィックガイド』(ニュートンプレス 2019年)

学術的にAIを理解したい人が入門書として読む本。 雑誌で有名な『NEWTON』から出版されているので、内容は間違いないと思うのだが、AIがどのように利用されているのか?を理解したい人にとっては、イマイチな内容。 人工知能グラフィックガイド 作者:ヘンリ…

筏井哲治『今すぐできる「戦略思考」の教科書』(講談社 2010年)

■アトリビュートマトリクス 出典:長谷川博之『商売繁盛の6つのフレームワーク!(2020年8月30日)』 ■リデル・ハートが提唱する戦略の基本原則 【積極的側面】 目的を手段に適合させる 目的を常に念頭に置く 最小予期線を選択する 最小抵抗線を選択する だ…

白鳥和生『即!伝わる文章術』(CCCメディアハウス 2021年)

「5W1H」よりも「6W3H」で表現する。 6W Why(なぜ) Who(誰が) What(何を) Where(どこで) When(いつ) Whom(誰に) 3H How(どのように) How Many(どのくらい) How Much(いくらで) 即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術 数字・ファク…

森達也『死刑』(角川文庫 2013年)

相変わらずの森達也節というか。。。。 Yes or No(本書の場合は死刑の廃止 or 存置)を簡単に回答できない問題に悩み続ける著者。のスタイル。こうなると、意図的にそういった問題を持ってきているとしか思えない。悩む自分を見せるエンタテイメントという…

高橋秀樹(編)『全電源喪失の記憶』(新潮文庫 2018年)

福島原発群があの地震により危機に陥ったということ以上に、その事後処理に焦点をあてており、全体を俯瞰できる良書と思う。しかし、共同通信社(恐らく記者クラブ会員)のためなのか、東京電力への突っ込みが甘い印象。反対に菅直人には突っ込んでいる。民…

臼井由妃『やりたいことを全部やる! 時間術』(日経ビジネス人文庫、2018年)

一週間を金曜日から始める。という、新書のときのタイトル以外はいたって当たり前の内容だった。もちろん、それが実行できるか否かが大事なのだが。 著者の臼井由妃さんは、『マネーの虎』に出ていらしたのですね、極稀にしか見てなかったので、存じ上げなか…

『A Developer’s Guide to Building AI Applications』

マイクロソフトも「AIプラットフォーム」を用意していますよ! 開発者の皆さん、「Visual Studio」みたいに利用できますよ! を具体的に説明しているWhitepaper。

『オリーブの罠』(酒井順子)

「へぇ~。」と思いながら読んだ。 が、一点、オリーブが終了したことを「ギャルの台頭」としていることには、納得できないなぁ。正確には、その一点を理由にしていることが納得できなかった(「女子高生であること」の価値低減も記されてます)。 本書は、…

秋山成勲への「冷たい」嫌悪感 ③

Dropkickウェブマガジンにて、桜庭 vs 秋山成勲戦で秋山成勲のセコンドに付いた山田武士トレーナーのインタビューを掲載している。自分が知らなかった事実がいくつか記載されていた。 無料で読める部分に絞ってピックアップすると、 山田武士トレーナーに罪…

『サラリーマンの9割は税金を取り戻せる - あらゆる領収書は経費で落とせる【増税対策編】』 大村大次郎

基本的にすべて知っている話ではあった。しかし、それを整理して確定申告するということに大きなハードルがあることは事実。今から考えると子供の歯の矯正は確定申告しておくべきだったなぁとは思う。 昨年から『ふるさと納税』は始めたのだが、これも『ワン…

『スター・ウォーズ ダークサイド 禁断の真実』(高橋ヨシキ)

著者自身もまえがきとあとがきに書いている通り、自由連想的に論を進めている。また、の並び順は、「「スターウォーズ・サーガ」の歴史を踏襲する形式となっている。つまり『エピソードI/ファントム・メナス』から始まり、「エピソードII」、「エピソードII…

秋山成勲への「冷たい」嫌悪感 ②

Show大谷の動画で知らなかった(つまり素人では聞こえてこなかった)事項をまとめる。 まずは【前編】 秋山成勲は桜庭に謝罪するために色んなアプローチをした(4:50) 2007年の大晦日、秋山成勲が『やれんのか!』の出場となったのは、桜庭が秋山成勲と一緒…

秋山成勲への「冷たい」嫌悪感

2006年の大晦日からずっと秋山成勲(あきやまよしひろ)に対しては強い嫌悪感を持っている。ただ、この嫌悪感は「強い」のだが「冷たい」のだ。格闘技の試合に秋山が入場してきたとしても、決してブーイングはしない。それよりも会場から抜け出るだろう。同…

Amazonの評価が高い(★✕4)は何故?

『いまこそ知りたいAIビジネス』 著者 石角友愛 総評 (有名な)事例をまとめてくれているのはとても有難い。ただし、紹介している事例の出典やリンクは掲載して欲しかった。より詳しく知りたい読者も多いだろう。 おすすめ読者 サラリーマン:日経新聞やNス…