一日一冊(KILL)

読んだ本の備忘録、他

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘンリー・ブライトン『人工知能グラフィックガイド』(ニュートンプレス 2019年)

学術的にAIを理解したい人が入門書として読む本。 雑誌で有名な『NEWTON』から出版されているので、内容は間違いないと思うのだが、AIがどのように利用されているのか?を理解したい人にとっては、イマイチな内容。 人工知能グラフィックガイド 作者:ヘンリ…

筏井哲治『今すぐできる「戦略思考」の教科書』(講談社 2010年)

■アトリビュートマトリクス 出典:長谷川博之『商売繁盛の6つのフレームワーク!(2020年8月30日)』 ■リデル・ハートが提唱する戦略の基本原則 【積極的側面】 目的を手段に適合させる 目的を常に念頭に置く 最小予期線を選択する 最小抵抗線を選択する だ…

白鳥和生『即!伝わる文章術』(CCCメディアハウス 2021年)

「5W1H」よりも「6W3H」で表現する。 6W Why(なぜ) Who(誰が) What(何を) Where(どこで) When(いつ) Whom(誰に) 3H How(どのように) How Many(どのくらい) How Much(いくらで) 即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術 数字・ファク…

森達也『死刑』(角川文庫 2013年)

相変わらずの森達也節というか。。。。 Yes or No(本書の場合は死刑の廃止 or 存置)を簡単に回答できない問題に悩み続ける著者。のスタイル。こうなると、意図的にそういった問題を持ってきているとしか思えない。悩む自分を見せるエンタテイメントという…

高橋秀樹(編)『全電源喪失の記憶』(新潮文庫 2018年)

福島原発群があの地震により危機に陥ったということ以上に、その事後処理に焦点をあてており、全体を俯瞰できる良書と思う。しかし、共同通信社(恐らく記者クラブ会員)のためなのか、東京電力への突っ込みが甘い印象。反対に菅直人には突っ込んでいる。民…

臼井由妃『やりたいことを全部やる! 時間術』(日経ビジネス人文庫、2018年)

一週間を金曜日から始める。という、新書のときのタイトル以外はいたって当たり前の内容だった。もちろん、それが実行できるか否かが大事なのだが。 著者の臼井由妃さんは、『マネーの虎』に出ていらしたのですね、極稀にしか見てなかったので、存じ上げなか…